今日は松川村へ下駄箱を納品でした。
下駄箱って結構作ってる気がします。
必需品ですし、やはり傷みも早い家具だと思われます。
こちらが既存の下駄箱。
お客様のお宅ではご主人の退職を期に下駄箱を新しくする事に。
子供達も独立しているのでこれからはお二人の生活がしばらく続きます。
もうすっかり古くなった下駄箱。
でもきっといろいろな思い出等有るんですよね。
扉を開けると昔は小さな靴が並んでいたな〜とか・・。
息子が大きくなったら靴がギリギリ入ったっけ・・とか。
家具って使う物だからいろいろなエピソードを持ってますよ。
だからちょっと寂しい気持ちもおありかなと思います。
はっきりした木目のオークがお好みという事でしたのでオークに着色しました。
上からウレタンの半艶で水等こぼれても良い様にしています。
(下駄箱って意外とお花なんか飾りますよね。)
あがりかまちの所の収納はスリッパを入れる場所に。
引き出しが一つあると鍵等入れるのに便利です。
あまり重くならない様に取っ手はクラシックにはしなかったのですが、
「重厚ですね〜」との感想でした。
無垢で結構重さも有ります。
傘を入れる所と、長靴の入る場所は下を金属のスリットにしています。
湿気対策にもなります。
「息子が今度帰って来たらびっくりするぞ〜」とのお父様の言葉が印象的でした。