お洋服の仕入れ〜+ジョージネルソン展

短い夏でしたね。もう信州は肌寒く、秋と言っても良い季節を迎えています。
ミッチェルディーバーのお洋服も衣替えです。
春に注文した秋冬物がぼちぼち上がって来て入荷しています。

そして9月は格メーカーさんの春物の展示会です。
この展示会で春のお洋服を注文します。
春ものと言っても上がってくるのは1月〜3月です。

まずは五反田の『ウエルベック』さんへ
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私が若い頃から好きだったお洋服。
創業は40年以上前なんです。
秋冬物で現物が有る物も仕入れて来ました。
特にミネトンカのショートブーツ。可愛いです。

それから、丁度近くの目黒区美術館でジョージ・ネルソン展が開かれていたので見て来ました。
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有名な椅子を初めテーブルや収納家具、さらにビデオを見る事ができました。
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今世紀の家具のあり方に多大な影響を与えた人ですが、親しみやすい感じを受けました。写真の笑顔が良いです。
この方は建築から入った方ですが、建築だけとか家具だけという隔たりが無くて、むしろ「物と人と仕事」の関係について考えてデザインをした方のようです。とても共感できました。圧巻はモスクワで開かれたアメリカ博覧会の時の仕事ぶりです。(ビデオ)キッチン・家具・絵・車・食料品・衣料などあらゆるアメリカをソ連の人たちに見てもらうというプロジェクトの様子、現地で働くソ連の労働者に対する目線等暖かい人柄を見る事ができます。
著書も豊富で、特に完全なる創造物である地球上の自然に対する人工物の不完全さにも目を留めて物の見方とデザインの関係を書いた、『HOW TO SEE』は有名だそうです。
読んでみたいです。(残念ながら翻訳は出ていません。)

最後に馬喰町の『麗』さんのところへ行き春物を注文して来たのですが、時間が無く急いでいて写真を撮り忘れました。
秋物のお洋服も入荷していますので近日中に写真をアップしたいと思います。