親しかった人の死を知りました。
確か2008年に知り合いました。同じ木工作家さんで京都に工房を持たれていました。その方がキッチンを作ることをやってみようと大阪のキッチン金物の会社に出入りしていた時に、キッチン制作の先輩としてそこの社長さんに紹介される形で出会ったかと思います。それから、2009年の1月にトーヨーキッチンさんの大阪ショールームで俊一さんが講演をさせてもらった時にはわざわざ京都から来てくれました。
今から4年程前ですね。
体格は大きくてがっちりした方でした。
でも一方でまじめで文学の香りがするような優しい穏やかな方でした。
そして、その年の秋にはハーレーで安曇野の我が家まで遊びに来てくれました。
だから、おとなしい感じでは無く本当に元気でタフなイメージでした。
彼のブログを見ると長野に来たのは2009年の7月6日になっていました。
ツーリングしてデラ工房まで来て熱く木工の事を語り合ったと書かれています。
そう。
でもあの時、私は何を話せたかなあ?
今日、実はたまたま、安曇野スタイルの案内を出そうと彼のブログを久しぶりに見て、あれ?更新がされてないなあと不思議に思っていたら、私たちを引き合わせてくれた大阪の社長さんを通して知りました。
8月だったそうです。
彼は京都の工房で、この4年の間にたくさんの仕事をしました。
特にキッチンはたくさん作っています。
独りで。すごいです。
結局あの後直接有って話をしなかったこと、悔やまれます。
いい人だなあとか、面白いなあとか、共通の話題が有る人とかは正直そんなに多くは無いと思います。
そんな人の一人で、いつかゆっくり話してみたいなあと思って再会を楽しみにしていました。
もっと話しておけば良かったです。