先日までお仕事で松川町のお屋敷のリフォームをさせて頂いていたのですが、納期が厳しくて結構ハラハラしました。ジュエリーの世界で有名な中嶋邦夫さんが１年に１度か２度ご実家に戻られてジュエリーの展示会を開く大事な日に間に合わせて欲しいと言うご要望だったのです。
展示会は１１月２７日から〜。職人さん達が忙しい時期ということや、天気に左右される外観のリフォームだったためとても緊張しましたが、信用できる職人さん達がちゃんと納めてくれました。

こちらが、松川町のご実家。お屋敷です。

屋根の塗り替えや破風の板金、デッキの修理等の依頼を受けました。
デッキはとても痛んでいたのでオリジナルの鉄で支えを作りました。

これでぐらぐらしなくなり安心しました。

そして、本日・・私も展示会へ行ってきました！！

ジュエリーなんて正直全く持ってません。
婚約指輪も結婚指輪も無し・・なんでだろう？
普通はもらうんですか？
その辺は良くわからないんですが、多分まあ、女性らしいタイプでは無いし、自分でも若い頃はそういう普通の女性が憧れる様な事にあまり興味なかったからな〜。
むしろそんなお金有ったら旅行に行って違う世界を見たい！と思ってましたし、実際そんなふうに生きてきた気がします。

でも、今頃になってその価値が分かる様になってきました。
やっぱり良い物は良いですね。手の業。人のなせる業。熟練。掛けた時間。
もしももしも自分にそういう物を身につける機会が訪れたら、今なら嬉しいと素直に思うでしょうね。
・・・？？て言うか、貰う事を期待してはだめですね。この年ですからもう自分ででしょう。（笑）

写真がとても下手で、『中嶋邦夫』の作品の繊細さ、美しさがうまく伝わらないのが申し訳ないですが。

七宝と宝石を組み合わせて作られているそうです。
１点作るのに１ヶ月〜３ヶ月も掛かるそうです。
中嶋さんはスケッチから始めてデザイン画を起こすそうです。
りんごや花のモチーフがとても素敵でした。

時々昆虫とかも。

そしてこちら。豪華でした。
いらしていたお客様が、これを首に付けているのを見て、思わず目をそらしてしまいました。
だって、見てしまったら、自分が身につけている所を想像して心臓がドキドキして卒倒してしまいそうですもん。

実際の場面は、勝手な想像ですが、お父様がお嬢様に〜という感じでプレゼントされる物を選んでいらっしゃるようでした。ご家族でいらしていて・・・。お母様も嬉しそうで・・。

小野寺も、やっぱり何ヶ月も掛けた１点物の家具を作りたいな〜と帰りにポツリ。
ちょっとショックだったみたいです。