世界で一番短い手紙

今日も、学校でデザインの授業を受けています。
今日は、符号のこと・・・。
例えば、!(びっくりマーク)とか、?(はてなマーク)など。本当はそれぞれエクスクラメーションマーク、クエッチョンマークと言うんだそうです。

他にも、例えば三角▲はエレベーターとか、DVDプレーヤーにも使われている符号だということです。
日常意識していませんが、最初に考えた方はすごいな~と思いました。

しかし、デザインの先生は時々脱線します。
でも、そのお話が面白いです。

今日は、符号のことから、世界で一番短い手紙のお話になりました。
「皆さん、世界で一番短い手紙のこと、知ってますか?」
「それは、ビクトルユーゴーが、編集者に宛てて書いた手紙なんですよ」

ということで、私は初めて知りました。
当時、レ・ミゼラブルを出版したばかりのビクトルユーゴーが、「?」という1文字の手紙を編集者に送ります。
その返事が「!」

この意味は、「本は売れていますか?」
それに対して、「すごく売れてる!」というものだったそうです。

ビクトルユーゴーは堅苦しい文豪のイメージが強かったのですが、作品が売れるかどうか気にかかっていたんですね。

さらに、先生のお話では、日本で一番短い手紙は・・・・?

南極探検隊の隊員に奥様が出された手紙だそうです。
3文字で、
「あなた」
これだけだったそうです。
なんか、身につまされます。
短くても、伝わってきます。

その後で、男性、女性、お年寄り、子供を表すピクトグラム(絵文字)を作るという課題が有りましたが、シンプルで誰が見ても分かって、というのは本当に難しいと思いました。

符号デザインは、誰が見ても判りやすく、他の人がイメージしやすいこと。
今使われている符号は、それを充たしているんですね。