ウイリアム・モリスの生地のソファー

デラ工房では、生地張りのソファーを製作しています。お部屋の色に合わせて、お客様のお好みに合わせて・・・いろいろな表情のソファーが出来上がります。

今回のお客様のご要望は、疲れた時にすぐに横になれること+座って背中を伸ばす体操ができること。(笑)
背もたれの位置や高さなど細かく打ち合わせを行いました。
寝っ転がった時に膝下に入れる円筒形のクッションも。
それから気分が楽しくなる様な明るい柄物の生地がご希望でした。

そこでご提案させていただいたのがウイリアム・モリスのケルムスコットツリーです。
ご覧頂いてすぐに、デザインされた鳥と木の図柄を気に入って下さいました。
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横から見た所です。
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木の部分は、ブラックウオールナットも合うのですが、明るい感じにされたいということでしたので、メープルを使いました。
足の部分です。
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柄に負けない様に、少し可愛い足元に・・・。

今回、ケルムスコットツリーを使ってみて感じた事ですが、モリスの生地は、とても落ち着いた面が有って、大人っぽいと言う印象を持っていたのですが、以外とかわいいな〜と。

鳥。花。木々。

日本の花鳥風月は、掛け軸や着物、ふすまなどにみられますが、大抵一枚の絵の様な仕上がり。
でも、西洋の壁紙や生地は、自然モチーフでも連続するパターンになっていて、同じ柄がリピートしているので、以外とリズム感が有り、楽しい雰囲気になります。そして鳥や木も自然そのものというよりディフォルメされています。

用途とお好みで使い分ける事が出来ると思いますが、この日本と西洋の違いは家具作りやインテリアを考える上で大きな要素かなと思います。

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