日本の家の台所からキッチンへ

30年ほど前の住宅のキッチンをリフォームさせていただきました。
以前の台所の写真です。before.jpg

そして、リフォーム後のキッチンです。
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以前のキッチンが外を向いていたため、寂しく感じているということで真ん中に向かえるようにアイランドキッチンを製作しました。
そして素材には、女性らしいチェリーを選びました。チェリーは木目が優しく少し赤みがあります。

また、今回特に気をつけたことは、お隣のたたみのお部屋とうまくつながってくれること。
台所は30年前に増築されたところですが、主な部分はさらに古く
60年ほど前に建てられたお宅です。
その大きな梁と漆喰のりっぱな和風建築に続くのがこのキッチンです。

キッチンのドアをデコラティブにすると英国風になり違和感がでてくるので、突き板を使用してフラットなドアを製作しました。そして取っ手も木を使うことで和の雰囲気を残しました。
詳しくはホームページリフォーム2にアップしました。

それにしても思い出がたくさんつまった台所という場所です。いったん食器などを出しておかないといけないので、そのかたづけにもご一緒したのですが、アルマイトのお弁当箱など子供時代のものや、おばあさんの時代のものなどが有りました。今はもう職人さんがいなくなって手に入らないであろう、手作りの木のざるなどはお宝?

キッチンが新しくなったのを良い機会に、いらないものは捨てようと思っておられるたのですが、整理するにはきっとしばらく時間がかかりそうですね。

仕上げに、これからカーテンを取り付けます。お部屋の硬さを調整するため、花柄のレースとグリーンの麻が入った生地のカーテンを組み合わせ柔らかさを出したいと思っています。
カーテンが付いたところをまた、アップしたいと思います。

さらに詳しいリフォームの様子はホームページへ