12月27日、いよいよ今回の『ダークサイドに会いに行くの巻き』最後の訪問地、大阪のショールームへ。
トーヨーキッチンさんのショールームは、どこもそれぞれ特徴が有りましたが、大阪の印象は、意外にも?大人っぽい落ち着いた雰囲気でした。
大阪ということで、少々緊張していたのですが(だって、するどいつっこみとかありそうですものね。)思いのほか真剣に耳を傾けていただくことができました。(偏見ですよね。大阪の方すみません。)
サロンのような雰囲気の大阪のショールームにて。
トーヨーキッチンの社長さんとの出会いのいきさつ等から話を始める俊一さん。
実は、もともとは、社長さんのブログを拝見して、デコラティブなデザインや、手作りのオリジナル家具に関心を持たれているという記事を読んだのがきっかけなのですが(2007年5月の渡辺社長のブログにて)、ここ大阪ショールームにはそれを象徴する様な家具があります。
クールに見えるトーヨーキッチンさんのショールームですが、会社の手作りにこだわる姿勢とか、家具に対する思い入れが感じられました。
(日本ではなかなか見られない家具だと思います。)
俊一さんも、25年くらい前、バックパックでヨーロッパを廻った時、ゲーテの家で見た家具に感銘を受け、いつか作ってみたいと思ったのが西洋の家具の方向に進むきっかけと言っていますが、まさにそんな家具が置いてあります。
そして、話はまたも西洋カンナの話に。
西洋のカンナを持つと西洋の家具作りのことが解るらしい・・・のですが、マニアックすぎないかなあと、横ではらはらでした。
でも、皆さん興味を持って下さったみたいで、ほっとしました。
外国から取り寄せている西洋家具の本等を皆に見てもらいました。
同じ家具製作者家具工房ウッドマンの高山さんともお話がつきませんでした。
2007年というとかれこれ1年半ですが、社長様に俊一さんが作った家具を見てもらいたいとカタログを持って東京に出かけたのが、7月で、しばらくして社長さん自ら長野までお越しいただきました。
試作品作り、岐阜のデザイン課での打ち合わせ、それから、カタログを作っていただくための撮影(自社で撮影されるスタンスに驚きました。)コピーライトのための担当の方との打ち合わせ、それから、ダークサイドというちょっと不思議なネーミング(これはトーヨーキッチンさんが名付け親です。)に決定したときのことなど、この家具には本当に楽しかった思い出がいっぱいです。
ちょっと今までの家具とは違う面があり、最初は違和感を感じる方もおられるかもしれませんが、魅力的な個性の持ち主?だと思います。
お近くの方、ぜひショールームに会いにいってやって下さい。
東京、名古屋、大阪、広島、福岡に居ますので。
宜しくお願い致します。
ダークサイド制作風景。上部。
塗装する前に一度組み上げてドアの具合を、調整する。もう一度ばらして、塗装する。
そして再度組み上げる。