月曜の朝、暖房工事の現場のチェックが終わって、少し時間が有ったので工場へ行って来ました。
今月末納期の鏡台の出来具合も見たかったので・・。
先週末まで小野寺と一緒に暖房工事を手伝ってくれた小川さんは今日から鏡台の制作の予定・・。
と工場に着くと何やら難しい顔で机に向かう小川サン・・。
図面とにらめっこです。
今回のオーダー家具は鏡台。
これ、結構難しいです。
勿論、まだ彼はこの鏡台のすべてを一人で作る事はできません。
作るのはケースと引き出し部分に限られますし、仕上げも多分小野寺が手伝う事に成ると思います。
それでも、作り始める前に時間を取って全体のイメージを固めるのは大事な事です。
だから、全体図面とすべての部品の木取り図を渡しています。
ちなみに、ものすごく難しいろくろのパーツ部分は、ろくろ技術の高い『金沢図工』さんにお願いしました。
穂高で工房を開いていらっしゃいます。もと松本民芸の職人さんで、東京芸大の講師もつとめる腕の持ち主。
信頼してお仕事をお願いしています。
写真の鏡部分の丸いパーツは小野寺。
複雑なろくろ部分が『金沢図工』さんです。
さすがの仕上がり。
本当に綺麗です。
小川サンがろくろを勉強したいという事で今度『金沢図工』さんから習う?小野寺だと、どうしても仕事の合間にってことになっちゃうしね。と話してたら、
小野寺『僕も習いたい』だそうです。(笑)