彼を見ればわかること。

今日は俊一さんのパーソナルな面を。
彼の原点は、小さな頃から、時計やラジをを『分解していた』というところにあるのかもしれません。それからお父さんはラテンミュージックが好きだったそうなので、音楽も好きになり、古いレコードを聴いて育ったそうです。
自宅には古いアンプ、例えばUZ42とか6BM8とかがあったということです。
小学校の時、本当はピアノを習いたくて、お母さんに話した所、そろばん塾に連れて行かれたり(すぐやめたみたいですが)、高校進学のときも、芸術大学志望をお父様に反対され、職業に直結しているということで工業高等専門学校へ入ったという経歴ですが、それでも
宮城工業高等専門学校なら、真空管アンプやスピーカーを自作できるようになるかもということで入ったみたいです。
なので、高専の教授の部屋に、EL34のプッシュプルプリメインアンプがあったのは嬉しかったみたいで、よく聞きに行ったそうです。
中学からはエレキギターにはまって、その時にはギターアンプで6CA7
とかGECのKT-88のギターアンプを持っていたと言っています。
ただ、高専の授業ではコンピューターのハードのデジタル回路でつまずいてしまい、結局6年かかって卒業となりました。speaker.jpg
それから、いろいろありましたが、今日もちょっとした時間を利用してもらった古いスピーカーをばらしています。
ボックスを手作りして自前のスピーカーを作るみたいです。
手には10歳の時お父さんに一大決心をしてお願いし買ってもらったラジオペンチをにぎっています。