もともと松本のギター会社に就職するために仙台市から出てきて働いていた俊一さん。電気工学課卒業と言うことで、エレキギターの試作室に就職(今は無きアリアプロ)。そのころ知り合って、いろいろありましたが、結婚することに。結婚は84年です。ときめきとかっていうよりは、すごく楽しく遊べて、不思議だったんです。例えば、私が、ブルーのドアで、壁ピンクがいいな~というと、『よし、やろう、はけとペンキ買ってこよう』といって、手伝ってくれたり、『私、自分で物を作って、それを直接売って生活するのがいいな~と思うんだ。』と言うと、『いいね~何作る?」『じゃあ、色つきのかわいいろうそく!」『じゃあ、駅前で売ろうね!』とかってすぐはじまっちゃうんです。二人とも21・22のころですよ。家でも学校でも、変わり者と言うことで居場所が無く、自分の考えをこんなにちゃんと聞いてくれる人がいて、びっくりしました。でも最初は恋愛とかはなかったかな。ただ、周りの人たちから、「もしかしてすごく仲良くない?」とか言われて気が合うって気がついたかな~と思います。結婚してからも、アパートで、棚とか家具のようなものをいつも作っていた俊一さん。当然道具も無く、そんなにすごいものができたわけじゃないけど、「これ、どお?」といつも私に見せてくれるので、そのたびに驚きと嬉しさがありました。それが今も変わらない物を作る動機みたい。オーダーキッチンやオーダー家具をを作るとき、『お客さんが喜んでくれるかな?どおかな~?』という相手を喜ばせたいと言う不安と期待の気持ち。何か作る人って、多分みんな持ってると思います。
“松本で出会って・・・。” への2件のフィードバック
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ステキ♪ ステキ♪
二人ともあんまり変わらへん(若いな~)。
これからも仲良く
ステキなキッチンや家具つくってね。
古川さん、コメント有り難うございます。
スタディオンさんのキッチンもおしゃれですよね。ところで、インテリアフェスティバルどうしますか~?去年みたいに出来ればいいけどね。