毎朝、寒い安曇野の本格的な冬です。
でも、朝の景色はすばらしい!!
仕事前、白い息をフーッとはいて、さあ今日は納品に出かけるぞ~と
車に乗り込む前、ふと景色に目をやると、厳しいながらも美しい安曇野の風景。緊張がほぐれて、だれにともなく、「いってくるね~!」と言いたくなります。
写真は、早朝6時ごろの、家からの風景です。
そして、今日はキッチンや収納家具等、家中の家具を収めることになっている現場へ取り付けに。キッチンは壁側の収納部分とアイランドキッチンの組み合わせです。今はこの組み合わせがとても多くなりました。アイランドは独立型でなく壁につくタイプです。(別の名前があるんですよね。ペニンシュラ?半島の意味ですね)
キッチンもそうですが、作り付け家具は壁面や床面の水平や垂直が完全ではないので、その角度にに対して、本体が垂直なので、取り付けには苦労します。特に、キッチンは長さが有るのでどう調整するかが難しいです。レザーを使って、キッチン自体が水平になるようにしますが、その際絶対必要なのが、アジャスターです。アジャスターは、一つ一つのキャビネットごとに足としてついていて、微妙に上げ下げして調整します。後で、けこみをはめ込んで足元のすきまを隠すのですが、これはとても合理的です。一体型の足の無い箱だと、隙間も大きくなりますし、無理に取り付けると扉にゆがみが生じます。
システムキッチンは、そういうことを考えてキッチンをいくつかの箱に分けているので、箱ごとの入れ替えなどもできます。
最近は足元収納なども流行っているようですが、足元はアジャスターが有った方がいいし、空気も流れるし、時には床下を掃除できるので良いと私は思っています。勿論どうしても収納が必要な場合もあると思いますが。
ちなみに、もし許されるなら、壁から浮いたようなデザインもいいんっですが・・・これは、壁が丈夫でなければできません。日本の普通の住宅だと厳しいのかなと思います。
最近は日本でもトイレとか洗面台などは浮いて足元がすっきりしたデザインも見かけますが、まだ公共施設とかが多いと思います。イギリスでは結構見ました。(2年前ですが、とても流行っていると言う印象でした)イギリスの家の壁ってレンガとブロックとウレタンとで厚みが30cmくらい有ります。公共施設ではなく普通の家でもそうでした。何百年も持つのがわかります。
日本では木の家が好きと言う方も多いと思いますが、選択肢として、これからは、石もありかな~と思います。木は今とても貴重なので、家を石で作り、家具は木で、それも、長く大事にできるような材料を使ってというのは、今後のライフスタイルのひとつになるのかなと考えたりします。今の技術なら地震対策もできると思うんだけどな~。
家が長くもてば、今度はインテリアに移行できて楽しいですよね。皆さんそう思いませんか?