リフォームについて考えること

5月6月はリフォームのお仕事もいただいています。
先日、既存のお部屋を壊して中を見ることが出来る状態にしました。

それほど前の建物では有りませんが、床下に断熱材が全く入っていませんでした。
う〜ん。
しかし、これは良く有るんです。キッチンの収納が床下に入る部分だとするとそこの周りだけ入っていて後は入っていないとか。
結構新しい家でも有りました。そのケースの場合は新築で建てられたお宅で仕様書には断熱材が入る様に成っていましたのでお客様も驚いていました。
しかしお客様は施行するところを信頼していますからわざわざ床下に潜って確認したりはしないかもしれません。

でも、断熱材が入っていないとお部屋を暖めた空気も床に逃げてしまい暖房効率が非常に悪いです。
足下が底冷えする場合も有ります。

たたみの下は入っていないとしても廊下部分を含めて床下に後からでも断熱材を入れる方が良いです。
勿論夏の暑さ対策にもなります。

それと、今の現場ですが基礎に土台にすえるボルトにナットが全く付いていませんでした。
基礎からボルトが出ているのですが、そのボルトに土台になる木を差し込んではいるのですが、それをナットで締め付けていない状態でした。
津波が起こる様な場所ではないですが、基礎と土台が固定されていない状態・・・。
ナットを購入して締め付けをしましたが、これは今までは見たことが無かったです。

いろいろ考えさせられます。
結局施行するのは人。見えない所もきちんと施行しないと自分も気持ち悪いと思うんだけどな〜。