黒のINO~トーヨーキッチンさんの新製品

先日、久しぶりに東京へ出かけました。
トーヨーキッチン&リビング株式会社さんの新製品発表会です。

今回のテーマは黒・・・タイトルも『黒のINO』
その斬新なたたずまいはこちらです。

黒のino.jpg

黒なのでお花等のカラフルな色がとてもきれいに映えていました。
トーヨーキッチンさんでお聞きした所、カラフルな色が増える中、キッチンを黒にすることで全体を締めるイメージだそうです。
なるほど・・・。

こちらはアップです。

INO引き出し.jpg

天板の材質は、ステンレスより少し柔らかい質感でオブジェのような感じを受けました。
また、引き出しの前板は、木目の塗りつぶしの様な黒。
引き出しの取っ手は大きな縦型で、以外と開けやすくてデザイン的にもアクセントになっていました。

シャンデリアも黒。

シャンデリア.jpg

そして、そんなクールな黒の横に・・・暖かいカラフルな家具!
かわいかったです。でも幼稚ではなく、やはり計算された色づかいと形。

ボクジャというブランドらしいです。
ボクジャ.jpg

とんぼ返りで、ほんの1時間半程しかおじゃまできなかったのですが、とても刺激を受けました。
もう黒と白の時代は完全に終わりかなあ?

例えば、こんなディスプレイも。
テーブルディスプレイ.jpg

タイトルは『黒のINO』でしたが、ショールームは全体としては
とてもにぎやかでデコラティブで素材もいろいろと有って、面白い、楽しいインテリアです。でも大人っぽい。(これって、難しいと思います。)

それから、ショールーム内の一角で開催していた東京工芸大学の『未来のキッチン』も実は興味が有って、楽しみにしていました。
だって、若い方の感性ですもん。興味津々。

で、私が魅力的だと思った青木さんの作品はこちらです。
未来のキッチン.jpg

美しいだけじゃなく、これなら配管も配線も可能です。若い方なのに、ちゃんと使う人の事を考えられてるなあと感心しました。
モチーフは凛と立つ植物と書かれていたのですが、
花でも木でも美しいだけじゃないところが私をいつも感動させてくれるんですけど、このキッチンも下からしっかり水を吸い上げてキッチンとしての機能を十分満足に果たしてくれそう。

トーヨーキッチンさんがこういう企画もされるんだなあとこれにも関心させられました。

最後に、この発表会を機に、デラ工房で製作したダークサイドも、装いを新たに衣替えです。

ダークサイド春.jpg

黒の中に華やかさを+。
日本画を合わせました。モチーフは着物です。
とても面白い作品になっています。トーヨーキッチンさんの青山ショールームにおでかけの際はぜひ、 ダークサイド春バージョンもご覧下さい。
ダークサイド着物.jpg
日本画をお願いした運筆家「津守優子」さんのホームページ。『墨絵工房ファクトリー順』はこちらです。