四谷~表参道~船橋・・・出張に行って来ました。

今日は久ぶりの出張でした。

安曇野から東京へは朝のラッシュに会わなければ3時間ちょっとくらいです。

最初のお客様は、四谷のマンションにお住まいの絵本作家のK様です。
今日は、カーテンの打ち合わせと、ソファー等の家具の打ち合わせでおじゃまさせていただきました。
松本にもマンションをお持ちなのですが、そちらにもカーテンと、メープルの文机を納品させていただきました。また、頼んでいただけるのは嬉しいです。

途中防衛省を初めて見ました。物々しいです。怖かった。
世界中で戦いが無くなればね~。こんな建物も要らないのに。。。

マンションは30年前の建物をリニューアルした建物でした。無機質な空間が絵本を作られる方にふさわしい、温かで過ごしやすい空間になるのをお手伝いできれば良いなと思います。
窓の外には高いビルは無く、昔ながらのお家が並んでるのが見えました。

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お持ちした生地。青がご希望だったので、いろいろな『青』をお持ちしました。
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色目、質感などからソファーはサンダーソンの青に決まりました。
カーテンは、青ではなく茶系を合わせる事に。帰ったらまたいくつか見本を取り寄せて検討したいと思います。

家具とインテリアは関係が深く(というか、別々には考えられないです)、納品先でカーテンや壁紙までご提案するうちに、いつのまにかリノベーションをご依頼いただけることが多くなりました。

実は、昔テレビで男性2人組(多分アメリカかイギリスの番組)のリノベーションの番組が有り、あこがれていたので嬉しいです。あれ、すごく勉強になったんですが、どなたかビデオ取っていらっしゃいませんか?

それから、7月17日オープンのトーヨーキッチんさんのSICISショールームへ。SICISのモザイクタイルを日本で本格的に売り出すという事で、タイルが好きな私達は前日の内覧会におじゃまさせていただきました。

まず目を引くのは絵画をタイルで描いたもの。

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こんなお風呂に入れたら、ドキドキ・・・。
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鮮やかなパターン模様。

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昔日本にもタイル文化が有って、例えば銭湯とかには大きな絵柄のタイルの壁があったりしました。それに、ユニットバスがこんなに普及する前は、お風呂や台所にはタイルが使われていました。いつのまにか、ユニットバスになり、キッチンパネルになり、左官屋さんは仕事が少なくなりました。

 このすばらしいタイルの作品は、イタリアで職人さんが1枚1枚貼って来たパネルを日本で組み立てたそうです。イタリやから職人さんが来られて、日本の左官屋さんにつなぎめ等の細かい所を指示しながら・・・。使っている目地も日本で今一般的に使われているものとは違うとお聞きしました。
 これを日本で施行する場合、並大抵ではないのでは?考えさせられます。
現場合わせの臨機応変さやセンスも経験も求められると思います。

私は、100cm角のタイルでも良いから、日本の住宅の水廻りにプラスチックに変わってタイル文化が戻ってくる事を希望しているんですが、SICISのタイルは、タイルをアートとして捉えています。トーヨーキッチンの方からは、普通のタイルの壁とは区別したいというお話もお聞きしました。100歩先を進んでいる感じです。
SICISの工房は何人もの職人さんが手作業をしている工房です。タイル文化をずっと守り続けて来た国だから、ここまで来たんですね。