最近製作させていただいたフレンチスタイルの椅子です。
お客様のリクエストで写真を参考に製作しました。
イギリスの固い落ち着いたイメージの家具と、フランスの〜少しレイジーで〜キュートな雰囲気。好みの分かれる所かもしれません
考えてみると、私の知る限りですが、昔からイギリスのアンティークとかやや大きめのオークのキャビネット等が西洋家具のイメージだった気がします。
それから、寝転がる様なゆったり目のソファー等は昔のヨーロッパにはなかったそうなので、その辺りは多分アメリカからの家具だと思います。
そして、北欧家具等のどちらかといいうとシンプルな家具も入って来ました。
そろそろフレンチも良いですよね。
フレンチの特徴は、例えば椅子だと、この足のカーブだそうです。
実は後ろから見ても背もたれの幅が上から下へと狭まっています。
おしゃれですよ。
私は、どうしてもイギリスの固い感じと比較してしまいます。
俊一さんが良く言うのですが、西洋の家具は女性が美しく見える様に作ってあるといういことです。そうすると、必然的に家具をデザインする人は(昔は主に男性)理想の女性をイメージして作ったのかもしれません。
そういえば、イギリス旅行ではイギリスの女性が素朴でがっしりしていて大きい感じがしました。ノーメークのイメージ。生活も意外と質素な感じで。
フランス旅行では女の子が小さくてちょっとチャーミングで・・・。つんとしているマヌカンも居たけどなんだか、お洒落な女性が多かった気がします。
座る人と座られる椅子。これは着るものと同じでその人の個性を表すのでしょうね。