バレリーナの方から依頼を受けるという素敵な経験をしました。（先回ブログで書きました。）
出来あがった家具はこちらです。
図面と比べていかがでしょうか？

ホームページの赤い家具はウイリアム・モリスの壁紙コンプトン
という柄に合わせて少し朱色でしたが、こちらはお客様のリクエストでさらに赤に近いルビーレッドという色で塗装しています。
塗装についてもう少し詳しく説明すると、お客様が艶の有る塗装をお望みでしたので今回はベンジャミン・ムーアを使う事ができませんでした。（半艶までしかないため）そこで、色見本のルビーレッドを日本の塗料屋さんに調色していただきました。
結果的にとても気に入っていただいたのでほっと致しましたが、赤の色はなかなかきれいな色に定着しないので５回くらい塗ったのではないかと思います。

西洋では時々赤い家具を見かけますが、日本では珍しいのではないでしょうか。

そして、バレリーナという言葉から連想される優雅な雰囲気は扉のこのカーブで表現。

それから、マガジンラックもおそろいの色でデザインはおまかせで、とのリクエストを頂きましたので、こちらを製作
しました。

外側は書棚とおそろいの赤ですが、中はあえて、ウオールナットです。
渕には金色を塗装してあります。これがとてもきれいだと、お褒めの言葉を頂きました。（嬉）
金の真鍮の輪が両サイドについています。

これは私もとても気に入ったので自分用にリクエストしています。

色の付いた家具は、中の木の材料に集成材を使用できるので比較的安価になります。
お好きな方はぜひオーダーしていただけたらと思います。