絵本作家さんと出会いました。

『くぼた ひさし 』という絵本作家の方をご存知の方もいらっしゃると思います。
私は、最近本当に本を読んでいなくて、おはずかしいですが、安曇野にいながらあまり絵本の事を知りませんでした。

安曇野に居ながら・・・というのは、ここ安曇野には美術館が多く、また絵本を専門に扱う有名な美術館も有り、例えば安曇野ちひろ美術館はSHOPミッチェルディーバーからほんの5分のところです。

それに定期的に外国の作家さんの原画を見る事ができる『安曇野絵本館』や児童書等すごい量の蔵書を持っている『森のお家』等・・・。
この場所が、ゆっくり絵を描いたり、本を読んでお茶を飲んだりするのに、ふさわしいのでしょう。

だから、私のお店でも絵本を扱うというのは、自然な事でもあります。
規模は小さいですが、お店の中の一角に、自分の好きな本を、絵本にかぎらず置きたいという願いが、くぼたさんとの出会いで急に現実味を帯びて来ました。

実は、ミッチェルディーバーにオーダーカーテンを注文に来て下さったくぼたさんです。

最初のやり取りは電話でした。
「カーテンを扱っていると有りますが、麻の生地のものはありますか?」

「今は有りませんが、見本の生地をお取り寄せします。どんな色がお好みですか?」

「イギリスにあるような、緑に白が入った様な・・・。
 それから少しグレーも良いかなと・・・。」

そんなやり取りから、イギリスの生地を見本として取り寄せてカーテンをお作りする事になったのですが、男の方がカーテンの生地について、麻の・・・とか、色はイギリスの緑・・・とおっしゃるのを聞いて、妙な気持ちがしました。

うちのデザイナー小野寺 俊一ならともかく、普通は女性でもなかなかそんなに具体的な指定は無いのが普通ですから。

それで、いろいろお話ししているうちに、ご職業が絵本作家さんだということがわかったというわけです。
あ~それで!と納得しました。

そして、そんな 『くぼた ひさし』 さんの絵本2冊を、1月からお店に置かせていただく事になりました。

初めてのことで、ドキドキです。
本を売るというのは、他の物を売るのとはきっとちょっと違います。(私の中では)

表紙と、中を少しご紹介します。

まず、『冬の日』
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それから、『かたことうた』
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これから、1月10日の来年のオープンまでの間に、て俊一さんに什器を作ってもらい、
絵本のコーナーを作ります。お楽しみに!