去年の１０月にこの広い池田工場をお借りすることができて、私たちの仕事は飛躍的に効率がよくなりました。しかしながら、借りた当初は事務所も無く、トタン屋根とトタンの壁で寒さが身にしみました。とは言っても、お金もないですし、機械を入れて、集塵のための配管をして、塗装室だけは断熱をして・・・。それがせいいっぱいでした。
１万円ちょっとのめがねストーブの周りで、人も犬もうずくまって、お茶を飲んだり食事をしたり。コンクリートの床には段ボールを敷き詰めて少しでも寒くないように工夫しました。仕事中は身体を動かしてればなんとか・・という感じでした。そして、ようやく冬を越すことができ、事務所もなんとか開設できました。しかし、今度は暑さとの戦いです。
でも、どこの木工場もたいてい暑い寒いの環境なんですね。
ただ、ものすごくつらかったのは、工場内がとても暗かったこと。
窓が少ない上にすべて磨りガラスだったので、工場内に居ると、囚人のようで、これにはさすがにめいりました。春になってようやく、シャッターを開けて作業できるようになったので、ほっとしていました。
そんな時、お向かいの小穴ガラスさんに訳ありで在庫していたガラス窓をわけてもらうことができました。そして、お友達の大工さんが、お金は年内でいいよ～と言ってくれたので、
思い切って、窓の付いた壁を作ることに！！！
窓って良いですよね。

open!
Open! って良い言葉です。Let’s open the windows!!
本当に楽しみ！！

ちなみに、大工の清水さん、日本の大工さんです。
夕方には窓の形が見えてき
ました。