先月10月30日にトーヨーキッチン&リビング株式会社南青山店で新作キッチンの発表会が行われました。
私達の工房で製作した家具が、そのキッチンの背景に置く家具として展示され、たくさんの方にみていただいたことは、その時のブログにも書いたのですが、今日は、その家具(ダークサイドという名前)のために作っていただいたカタログをご紹介したいと思います。
トーヨーキッチンさんと言えば、カタログのすばらしさは有名かと思います。
私達も、仕事柄お客様にトーヨーキッチンさんのキッチンを販売したことも有り、毎号カタログを受け取るのですが、すごいな~といつも羨望の気持ちで見ていました。
その、スタッフの方に、私達の家具ダークサイドのカタログを作っていただけることになったのですから、どきどきとわくわくがいっぺんにきた~という感じで、出来上がりを待っていました。
これが、表紙です。
漆黒なので、遠目に見ると木の感じが解りにくいのですが、アップになっているのでオークのはっきりした木目の感じが見えています。そして手でひとつひとつ彫ったどんぐりの飾りも、クローズアップされていました。
中はこんな感じです。
メイドインジャパンと書かれていて、ちょっとうれしいです。
それに、DARK SIDEの文字の色がモノトーンの中に映えてきれいだと思いました。
そしてカンナを動かす手は俊一さんの手です。
安曇野の工房の側の風景もしっかり写っていました。
ここはポンティの散歩コースです。
『はじまりの森』というタイトルは安曇野での取材の中で、私達が大切にしている言葉ということで採用していただきました。
この時の写真は、トーヨーキッチンの社員の方が撮られたものです。
トーヨーキッチンさんのカタログのほとんどは、この方が撮られていて、そしてご自分でパソコンを使ってカタログ用に編集されるとお聞きして、意外で驚きました。
あつかましく、好奇心のままにいろいろお話をお伺いしたのですが、専門の写真の学校やデザインの学校等には行かれたことが無く、就職してから会社内で写真を撮ったりパソコンで編集したりされる様になったとのことでした。
そういえば、トーヨーキッチンさんの写真には、社長さんや社員の方がモデルというものが多いんだということも、スタッフの方達とお知り合いになってから気づいて驚いたことでした。(わんちゃんが、社長の飼っている愛犬だったりということも・・・。)
そして、このカタログは実は1年以上前の取材から始まりました。
ダークサイドというネーミングも、中の文章も、何度も練り直していただいたとお聞きしています。
本当に嬉しく、ありがたく思っています。
見開き8ページのカタログです。
ご依頼が有りましたら郵送でお送り致しますので、興味の有る方は、ぜひご連絡下さい。
info@derakoubou.com まで。