キャリアデザイン研究所〜三好 紀雄先生

先日から2日間にわたり『職業能力開発推進者講習』というセミナーを受ける事ができました。
この職業能力開発推進者は、働く人一人一人の能力を伸ばすためのカウンセリングを行なう役割を担います。だから、大きな会社の人事部の方とか、総務の方が受講に来ておられました。

教科書や資料もいっぱい。

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講師の三好紀雄先生から教わった事で印象に残った点を少しまとめてみます。

①職業能力開発推進者が必要な理由
 ●時代の変化
 情報が多様化したため人々の価値観も多様化している今日。
 職場でも個々の人の価値観やライフスタイルを尊重する必要が有る。(自分の価値観を押し付けない)
 カウンセリングでコミニケーションを取り社員のニーズを知る必要が有る。
 メリット→お客様も多様化しているのでお客様のニーズも拾う事ができる。
 ●会社の方向性と個人のライフスタイルとの擦り合わせ
 個人は一人一人が会社の社長の様に、自分を経営している。会社を離れた後の生活のプランも必要。
 
②職業能力開発推進者のすべきこと
 ●会社のプランを明確化して共通認識を持つ
 会社が進もうとしている方向を全員で共有する
 メリット→目標を埋めようと協力できる
 逆に明確化しないと→自分には関係ないという思い。
※会社が求めていることも表や文章にして共有する 

 ●一人一人のライフプランを作成するお手伝い
 ※ライフプラン(経済)
 20代〜30代〜40代〜50代〜60代〜70代〜80代〜
 それぞれの時期に何が起こり、どのくらいの金額が実際に掛るのかを把握する作業
 例えば子供の教育費→大学まで行かせるとしたら一人1500万
 定年後(65歳)から年金をもらいながら85歳まで生きるのに必要な金額→夫婦2人3600万(年金15万円の家庭で生活費他に別途15万必要と仮定)
 貯金は毎月いくら必要かなどを把握→キャリアアップしながら家族で協力して行く必要を自覚できる
 
 ※ライフプラン(スキル)
 5年後までになりたい自分とそこに至1年毎の自分を表に書いて、そこに至までに必要なスキルを書いてもらう。どうやってそれを達成できるか考えてもらう。

③職業能力開発推進者として必要なスキル
 
 ●コミニケーションスキル
 これは、今回一番難しかったワークで、周りの席の方とグループになって行ないました。
 聞き手役になると、相手の言う事にうなずいたり、相手の感情に共感したりしなければなりません。
 そして、NGは自分の見解を述べる事
 やってみると難しいです。
 でも、自分の考えを述べたり自分の経験を述べたりということはNG。
 なぜなら、その人は自分とは同じ立場、状況には無いから・・・。
 特に、カウンセリングの時には、その方の状況を知る事が目的なので絶対、話をさえぎったりしてはいけないし、目をそらしたり、他の事を考えたりはNG。聞く事に集中して、本人がどうしたいのか?どうなりたいのか?どういう方法で解決したいのかを聞く。。。あくまで答えはその人の中に有る!!!

 すごく大切なことをたくさん教えて頂きました。
 75歳で、2日間一度も座る事無く情熱を持って教えて下さった三好先生。
 私、先生みたいになれるかな〜。そんな元気で、自分の人生に肯定的になれるほど一生懸命生きれるかな〜。
 座右の銘は『継続は力なり』だそうです。
 
 最後に、
 40人の一人一人の名前を呼んで修了証書を渡して下さいました。三好先生 有り難うございました。

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キャリアデザイン研究所〜三好 紀雄先生” への2件のフィードバック

  1. 小野寺さん
    2日間、お疲れ様でした。
    今後に生かせると2日間になるといいですね

  2. 岩田さん
    コメント有り難うございます。
    三好先生からも、「実践して下さい」とメールを頂きました。聞いてもすぐ忘るちゃうんですよね。
    がんばります。
    写真撮って頂いたり、本当にお世話になりました。
    有り難うございました。
    自慢の奥様とご一緒にお立ち寄り下さいね。

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