サンバレーのキット屋店主日記でも紹介されていましたが、先日特注の平面スピーカーを納品させていただきました。
メープルの無垢とバーチ合板のブラックウオールナット突き板で製作しています。
前面はこんな感じです。
それから、横から見た所です。
メープルとウオールナットのツートンカラーは信州までお客様にお越しいただいた際に相談して決めました。
デザイン的にいかがでしょうか?
写真では解りづらいですが、メープルの無垢はただ白っぽいという訳では無くて上品な光沢が有り、また年月とともに飴色に変化して来ます。
俊一さん曰く・・・。
『メープルとウオールナットの組み合わせは、色が対照的で使い方をうまくやれば、リッチな感じになる。
しかしウオールナットにチェリーは合わないと思う。
ウオールナットに合う他の木としては、ローズウッド(特にブラジリアンローズウッド)
黒系ならエボニー(マカッサルエボニーはだめ)』
だそうです。
ネットを付けてみたり、はずしてみたり。
そういえば、ネットの取り外しの事で少し悩んでいました。
取り外しがしやすいように考えました。
取っ手部分です。
いろいろな曲を掛けてみます。
中川さんも音楽が好きなのでこういう時はお茶の時間になり、手持ちのCDを聞き比べたりしています。
スピーカーは鳴らしていると音が変化していきます。木もそうなので、良い感じにやれていく経年変化を楽しむ事も出来ると思います。
これから、お客様の所で、お客様が聴かれる音楽が、またこのスピーカーを形作って行くのでしょう。
でも今は、しばし彼女(彼?)の若き歌声を堪能。
アンプを調整してみたり。
ちなみにこのスピーカーの後ろの映像は、キット屋さんの店主日記2010/12/24でご覧頂けます。