プチリフォーム〜カウンター収納を納品しました。

対面式のキッチンの反対側に収納が付いていることが良く有ります。
そういう作り付けタイプの家具の場合、古くなってしまったらどうすれば良いのでしょうか?
取り替えると言ってもぴったりの寸法の家具はなかなか見つからないと思いますし・・。
天板も取り替えるとなるとどうやって外すんだろう?壁も関係あるの?などなど・・。疑問が湧いて来ます。
これって、どちらかというとリフォームのノウハウが関係しています。
ということで、デラ工房は下駄箱やカウンター下の収納家具を作って既存と入れ替えるプチリフォームはとても得意です。

今回もマンションの一室へおじゃましました。
こちらがbeforeです。
before.jpg
作業としてはまず、既存の家具を取り外すのが一苦労です。
壁紙等の補修が必要な場合も有ります。

取り外した後に工房で制作した家具を設置します。
torituke.jpg
天板は後で取り付けます。
キャビネットは設置してから扉や引き出しの前板を調節します。

afterです。
after.jpg
今回はオークの無垢に着色しています。
無垢はやっぱり良いですよね。少しの傷等ではへこたれません。
年月を経ていい感じにやれてきます。
濃い色がお好みという事で着色していますが木目はしっかり出ています。

あと、デザインの決め手になる取っ手です。
up.jpg

こういう作り付け家具の関係するリフォームは工務店さんにお願いすると、工務店さんが家具屋さんに頼む形になるのでお客様はまず営業の方に話してそれを営業の方が家具屋さんに伝えて、取り外しと取り付けは大工さん・・になることが多いと思います。ダイレクトに伝わらなかったり、金額が高くなったりしがちです。
工務店さんは限られた予算の中から経費や利益を出すために家具そのものの質は押さえたいと思うかもしれません。
デラ工房ではそこを一貫して行ないます。
今回の場合もほとんどは家具の価格でした。
自社で家具を製作するから出来る事だと思います。

この収納家具は5月末の松本カタクラモールの展示会でご注文頂いたお客様への納品でした。
なんだか気がつけばもう7月も終りです。
月日が経つのがとても早いと感じるこのごろです。