大町の本格的ケーキ屋さん〜ANNE Marille~

本格的なケーキ屋さんを新しく見つけたのでご紹介します。
大町の温泉郷の中に有るKonditorei ANNE MARILLEさんです。
Konditoreiはドイツ語でケーキ屋さんのことだそうです。
お持ち帰りもできますし、広い店内でゆっくりお茶もできます。

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薬師の湯の目の前のお店が何軒か集まっている1画なので解りやすいです。
バス停が目の前に有り、これからバスで黒部にでも行くのかしら?という旅行客の方がバスを待っていたりする場所です。

ねこちゃんのかわいい看板が目印。
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作っていらっしゃるのはお嬢様。お名前は杏さんです。
お店のお名前になっています。
Marilleも杏という意味だそうです。
お店は今年で3年目とのことです。

杏さんは若干29歳。
厨房でのお仕事の様子は眩しいですね。
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でも29歳でもうお店3年目?って最初思いました。
デラ工房小野寺の場合は家具製作を本格的に始めたのは35歳くらいからですので・・。(こちらが遅いのかな?)
杏さんの場合は、もう高校の時からお菓子作りをすると決めて、大学へは行かず迷わずお菓子の専門学校へ3年。そのうちの半年はウイーンで働きながらの修行だったそうです。
それから、軽井沢のブレストンコートと、もう一カ所有名なレストランで合わせて3年くらい修行されたそうです。

は〜。スゴイ!

さらには、私が本当にえらいな〜と思ったのは、お店を持つための専門学校で半年いろいろ教わってからお仕事を立ち上げたという事。計画的にできるってすごい!追いつきたい気持ちでいっぱいになりました。

そして良き理解者、サポーターさんがいらっしゃいます。
お父様とお母様です。

お二人がお店のレジや接客をされています。

今日は10時頃お邪魔したのですが、お客様がいらっしゃいました。
お話をお聞きしていると、どうやらオーナーのお父様が教員をされていた時代の教え子さん達がわざわざ会いに来ていらっしゃるのでした。
(学校の先生で教え子に慕われるってすごい事ですよね。)

それから、自転車のツーリングの団体さんがケーキを買いに寄られました。
お母様が、外で食べるのだと察知して、すぐにスプーンをつけましょうか?と尋ねられたり、お水を水筒に入れてあげたりととっても面倒見が良く、びっくりしました。
(お母様ももと中学の先生だそうです。しかも体育!)

ショーケースの様子です。
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ご両親のサポートが有るとは言え、お一人で本格的なケーキを作り商売として成立させるというのはとても大変な事だと思います。

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お母様とのツーショット。

そして、私が食べたのはブルーベリークリームのロールケーキ。それと人気の、シュークリーム。
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田舎暮らしの贅沢。
地元の粉や果物を使った本格的なケーキが食べれます。

Konditorei ANNE MARILLEさんのホームページはこちらです。