先日、イングリッシュスタイルのキッチンを搬入したのですが、今度は少し趣の違うキッチンを製作しています。扉の形がフランスのカーブと言うか、ショールームのキッチンをご覧になったお客様からのリクエストです。でも、このデザインは実際にはフランスに行ってもキッチンとしては無いんじゃないかと思います。
小野寺が、フランスの家具のカーブを、キッチンの扉に応用したと言うことで、フランスのキッチンと言うより「デラ工房スタイル」かもしれません。
扉のデザインのためのジグを作りました。
このジグを使って扉をカットします。
キャビネットのフレームはフォロー&ボールのフレンチグレー。
扉も、同じ色になります。
シンクが入るキャビネットがこちら。
このキッチンは、お客様のこだわりで、引き出しもオークの無垢を使っています。
勿論ゆっくりしますブルモーション機能が付きますが、この場合は引き出しの下に機械を取り付けます。
写真に少し見えているかと思います。
そして前板(引き出しの前面)をビスで留めます。
重い食器を入れても引き出しがスムーズに開閉し、閉まるときはゆっくりしまるオーストリアのブルム社製キッチン金物。優れものです。
こちらは扉の塗装です。
まず、下しろを塗ります。上塗りのペイントがしっかり木に乗るようにするためです。
この作業をしてくれているのは、新人の小川さんです。
小さい工房なので、いろいろやらされてます。きっと覚えるのは早いんじゃないかな~。
そばにしっかり中川さんがついて教えながら、一緒に製作しています。
小川さんが来てくれてからずっと、こんな感じ。
中川さんの場合、木工の学校に2年通ってからデラ工房へ来てくれたわけですが、小川さんの場合は趣味で釣りの道具等を作っていたと言うことですが全く初めてのことばかり。
でも、先輩が優しいから良いかな。
俊一さんも大いに助かっています。
そういえば、木工では中川さんが先生ですが、趣味の釣りでは小川さんが先生みたいです。
昨日はいつもキッチンの取り付けやリフォーム等でお世話になっている大工さんと中川さんと小川さんで
お仕事終わってから夜釣りに行ってきたそうです。
信州渓流釣りはどうだっかかな?
釣れたっていう話は無かったような・・・。