『キリマンジャロの雪』を見てきました。

塩尻の東座には、時々出かけます。毎月、女性オーナーが選んだ映画を1週間だけ朝10時~と、夜8時30分から上映しています。女性らしい選択の映画が多い気がします。
特に今回の、『キリマンジャロの雪』は・・・。しかも多分中年以降じゃないと面白くないかも。
私もようやく、こういう映画が、少し解るようになりました。

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これは、岩波ホールが発刊しているブロシュアーですが、映画のせりふが全部日本語訳で載っています。
これって、私には宝物。
だって、映画の中の人たちが交わすせりふって、無駄が無く、情緒があって、気が利いていて、お手本ですもん。
特に、バーのお兄さんのせりふ・・・。このお兄さん、ストーリーに関係ない人物だけど、この人だけ、流暢に話す。主要人物が、ほぼ朴訥で、普通の人なのに比べて、この人は独特。だけどその後、このお兄さんに有ってからの主人公には変化が・・・とすれば、この物語の力は、実はここにあったりして・・・、深読みでしょうか?