イングリッシュキッチンを納品しました。

先日は、リフォームキッチンの納品日でした。
イギリスが大好きな奥様のご希望は勿論イングリッシュキッチンです。

リフォーム前のキッチンはこんな感じです。
窓辺は、以前はステンレスで覆われていましたが、奥様のご依頼で少し前に木でカバーをして雰囲気を柔らかくさせていただきました。
その上にお好きなガラスの小物等を置いておしゃれに演出されています。

reformmae.jpg

ただ、30年経っているキッチンは高さも低く、コーナーも取りにくく、使い勝手の点でも大分不便を感じていらっしゃいました。

使い勝手が良くなる事は勿論ですが、奥様の夢を叶えるため、イングリッシュキッチンを製作するのが今回のミッションです!

ポイント1。きれいな黄色のタイルを残す!
このタイルそのももは、もう今は無いので、くぎりの良い所まではがして、新しいタイルをデザイン性を考えながらご提案。

reformmae2.jpg

ポイント2。コーナーを生かす金物を使う。
レマンという名前のコーナーユニットです。

reman3.jpg
奥まで引き出して使える優れもの!重い物を乗せても大丈夫です。

reman.jpg

ポイント3 飾り棚に一工夫。
 これは実は、ご主人様からのリクエスト!
 奥様がお持ちのコーヒーカップ等を飾る棚をキッチンと同じテイストで製作させていただきました。
 でも、ちょっとしたアイデアで、オリジナルな物に。
tana2.jpg

イギリスを代表するデザイナーウイリアム・モリスの壁紙を背面に張っています。
上品で楽しい演出です。
これから、どんな素敵な小物が飾られるのかとても楽しみ!

ポイント4 シンクも人工大理石で。

     sink.jpg

シンクはステンレスで、というお客様も多いのですが、ステンレスが苦手という事でしたので、人工大理石のシンクを天板と一体型に製作しました。シンクはデュポンコーリアン製です。

そして・・・全体の雰囲気は・・・

after.jpg

イギリス風になったでしょうか?

レンジフードは一見どこに有るのかなという感じですが、左端にちゃんと有ります。木でカバーして機械を隠しています。照明は、ウオールユニットに家具用LED32を3灯入れています。3.6ワット長寿命。実は、照明も大切です。
      エコも意識しました。

そして最後に、特別仕様 ~ インセットで製作!

 これは少々専門的になりますが、家具としてキッチンを考えた場合、扉をインセットにするかアウトセットにするかはかなり重要なことになります。用途に応じて、デザインに応じて、どちらが良いという事は有りませんが、今回は家具調、そしてイギリスをイメージしていたので、インセットで製作しています。

 さらに詳しくはホームページにアップしています。キッチンのホームページのリフォームキッチン3です。