私達の住む安曇野は風光明媚な信州の田舎です。田園風景と青い空とおいしいお水と・・・。
この場所を愛して都会から越してくる方も大勢居られてそれをまた受け入れてくれる大らかな土地柄でもあろうかと思います。

そんな安曇野の池田町で長年レストランを営んで来られたご夫婦からのご依頼でご自宅をレストランに改装する事になりました。
池田町立美術館の敷地内のレストランで14年間『岳樺（ダケカンバ）』を営んで来られた榎本さんご夫妻の新たな出発になります。
ご出身は名古屋とのことですが、地元の食材を使ったお料理やお菓子作りには定評が有ります。

大きなレストランをお二人で切り盛りするのが大変になられたことから、これからはご自宅で小さなコーヒーと軽食のレストランを営んでいかれるそうです。

田舎暮らしをこよなく愛するご夫妻のご自宅は山際に有り、きっと落ち着いてお食事ができる隠れ家的場所になるのではと期待がふくらみます。

今現在の状態です。

レストランとして営業するためにはシンクが二つ必要です。奥のキッチンにひとつシンクが有るので、もう１つ。

お勝手口とピクチャーウインドウの間の壁にカウンターと対面キッチンを製作します。
そしてピクチャーウインドウを取り、お客様用の入り口を作る予定です。

他にもレストランならではの決まり事をクリアしなければなりません。例えば換気の問題等。大型フードがステンレスで剥き出しなのはラーメンやさんみたい。ということで白い板金で外側を囲う等の工夫をしていきます。

夜は二人でアイデアを話し合っています。
そうそう、景色の良い場所なのでデッキを作ります。
良いプランが大事！いつも思う事です。