26日のブログで、東京ミッドタウンで弊社のキッチンを展示させていただけるお話が進んでいることを書きました。もし実現すれば、東京デビューです。
打ち合わせにかなり意気込んで望んだのですが、キッチンを置かせていただくキッチン212の担当の方に、キッチン212のお店のイメージに合わせてほしいというご要望をいただいたことは、そのときのブログにも書いた通りです。
それでも、その後、なんとかこの製品のすばらしいところを解ってほしいと、扉材の見本を送ったりしたのですが・・・。
しかし・・・・。先日担当の横井さんからご連絡が有り、上の方との会議の結果、弊社の今回の案は キッチン212さんのイメージには合わないということでみごと撃沈でした。
いただいたファックスには、家具的要素が強すぎる。装飾が過剰すぎる。もっとシャープさが欲しいという理由が。
一瞬!え~って思いました。
弊社のキッチンの良い所だと思っている部分がすべて否定されたようで、へこみました。
俊一さんにあたったり、ぶーとした顔をしていたら、いつもはおとなしい奥田君が意見を言ってくれました。
スタッフの奥田君は、もと、美容師です。
その彼が、言うには。
「美容師時代に経験したことなんだけど。いつも髪を切っていると、つい普通の髪型では物足りなくなってくるんですよね。それで普通のお客様の感覚と開きが出てくるときが有ったんです・・・。」
う~ん。そうかもしれない!
私達は今回の機会をデザイン力の発表の場と位置づけて、キッチンが注目を浴びることがキッチン212さんにもきっと良い結果になると思っていたけれど、お客様が欲しいのはキッチンであってデザインとかアートが欲しいんじゃないのかも。勿論場所に寄ってはそれも必要だと思うし、ぜひそういう機会にはそういう場所で思いっきり飛び抜けた物を作ってみたいと思うけれど、お客様が望んでいるようにできるということがやはりプロ・・・。
残念ですが、他の案で練り直しです。(冷静な奥田くん。ありがとう)
先日、担当して下さっている横井さんとお電話でお話しして、お互いの考えているシャープさって、具体的にどんな感じかやり取りすることができました。
短いやり取りでしたが、この企画に期待して下さっていることが解って嬉しくなりました。
まだまだ先が見えませんが、8月末には絶対に納得できるキッチンを展示させていただこうと思っています。
皆さん、期待して下さいね。
それと、今、キッチン212さんではルプさんという会社のキッチンが展示してあるんですが、それもとてもきれいなキッチンです。社長さんが女性なだけに化学物質に敏感な人,アレルギーの有る方が安心して使えるキッチンをコンセプトに作っていらっしゃいます。
東京へ行く機会があったら、ぜひ見に行って下さい。お願いします。