あの、あこがれの雑誌新潮社のエンジンに、私達の工房で製作されたダークサイドが掲載されました。
先日発売されたばかりの3月号です。
友人に電話をもらい、あわてて本屋へ飛んで行き、購入してきました。
どんなふうに取り上げていただいたのか、内心ドキドキしながら・・・。
雑誌に名前が載るというのははじめてのことです。
初めての雑誌がエンジン!というのは、とても嬉しいです。
普通木の家具というと、ちょっと女性の領域という感じもするのですが、もしかすると
ダークサイドって、男っぽいのかな?
今回、エンジンに掲載されたことで、くしくも思ったのが、トーヨーキッチンさんの企画の辻さんが話しておられたことです。
私がどうしてダークサイドというネーミングにされたんですか?とお聞きしたところ、
辻さんが即答で答えて下さったのが、木工家具という商品が持つ健全なイメージではなく、違うイメージの家具をめざしたかったということでした。
その際、興味深いことに、『欲望』という言葉を遠慮がちに使われたんです。
実はその時ははっきり理解できない部分もあったのですが、エンジンという雑誌に載せていただいたことで、これかな~と思い当たりました。
例えば、俊一さんは、エンジンで言えば、高い車を買うというのは夢だと解っているんだけど、興味は尽きない所があって、ロータスだって、いつか手に入れてやると本気で思っています。新車の発売のことを期待していて、忙しい仕事の合間に雑誌を真剣にチェックしています。しかも、こういう車って比較すれば燃費も悪いし、人をたくさん乗せることができるわけでもないのに、写真をみているだけでも幸せな気分になるし、やっぱり自分もがんばろうという“前向き”な気持ちになったり。
そういう感覚って、欲望かもしれないけれど、人を動かすインセンティブというか、実は大切な物だったりすると思うんです。
そして、この感覚?もしくは方向が、ダークサイドのコンセプトで言うと、ただの収納家具ではないもの、飾りとして、それ自体がかっこいいもの、手に入れたいという欲望を抱かせる商品をめざすということかな?と
それが、成功しているかどうか、厳しい目も有ると思いますが、ぜひぜひトーヨーキッチンさんのショールームで確かめていただけたらと思います。
余談ですが、私が欲しい車は、ミニの黒で、スポーツカータイプの車です。
以前、新しいミニが出る前は、古いミニをしょっちゅう見に行っていました。
かなり遠くのミニショップまで行ったり。でもやっぱり自分では手入れができないということであきらめていたんですが、新しいミニはそこまでマニアックではないし、エンジンがBMなのでいいな~と思ってチェックしています。
いつか、欲しいな~。勿論中古で良いんですけど。。
でも俊一さんは、フィアットの方が絶対かわいいと、言っています。
こういうことで、もめたりするのって、とても楽しいんですよね。(笑)